私たちはフルマラソン、ウルトラマラソン、トレラン、トライアスロン、自転車ロードレースなど、長距離・長時間の負荷がかかる持久系スポーツで、アスリートのパフォーマンスが少しでも上がり、良い結果が出せるようにするためのジェルを新しく開発しました。
■設計コンセプト
・疲労感や痛みの緩和
・運動中に発生する活性酸素から体を守ってくれる(疲労感やダメージが減少する)
・脂肪が使えるようになりエネルギーが温存できる(多くのランナーは大会中にエネルギーが枯渇してくるしい思いをしています)
・血流が改善し酸素を体中に行き渡らせる能力が高まる
・美味しくて元気になる
・軽量で邪魔にならない
私たちは、この魅力的な商品の設計に成功しました。
有効な成分を見つけ、疲れた状態でも食べられる美味しさにして、お買い求めできる価格、となるような組み合わせを発見しましたのです。
■開発したジェルの詳細
商品名は「ORGANIX(オルガニクス)ジェル」と言います。ORGANIXジェル誕生までの経緯を簡単に説明します。
元々はORGANIQ(オルガニック)というエナジードリンクがありました。天然由来な成分だけで作ったエナジードリンク。レッドブルの健康版というとイメージがしやすいでしょうか。
<旧製品のORGANIQ>
そのORGANIQというドリンクをあるウルトラマラソンランナーが使ったところ「ものすごく効く」ということで話題になり、現在ではフルマラソン、ウルトラマラソン、トレイルランニング、その他持久系スポーツでも多く愛用されるようになりました。
しかし、市民ランナーとしては缶ドリンクでは飲みにくい、大会中に使えないという声がありました。
そこで携帯性の高いゼリー飲料として前作のORGANIQジェルが完成。2017年3月から販売スタートしました。
現在のORGANIXジェルは、この3月に発売したジェルの進化版です。国内製造化などでブランド刷新しORGANIQからORGANIXとなりました。
発売後すぐにお客様の声を反映。「疲労を吹き飛ばす感じ」を強化
2017年3月に発売したORGANIQジェルは好評で多くの方に利用していただいています。ただ、それでも満足せずに「市民ランナーに最高品質の商品を届ける」ために、日々お客様の声を集めて改善事項を検討しました。
なぜそこまでするのか?
直に声を聞く機会を設けて、一度作ったレシピに変更を加えることは結構なコストがかかります。
それは、市民ランナーのみなさんがしている日々の大きな投資を無駄にしないためです。練習にかける時間、大会費、交通費、体調管理のサプリメントなどなど、少なくない時間とお金を大会という晴れ舞台のために投資しています。
そんな大会で不十分な品質の商品をお渡しして、本来発揮できる力を100%出せないのはとてももったいないと私たちは思うのです。
今回のバージョンアップでは疲労感を吹き飛ばし、持久パフォーマンスを向上させる鍵であろうカフェインを400%以上増量しました(前回のORGANIQジェルを試してみて、効果がちょっと感じにくかったという方は是非もう一度試してみてください)。
また国内製造化することで品質の安心&お客様の声を更に反映しやすく&安定供給が可能となりました。
ORGANIXジェルの成分と期待される効果
図は先に開発し発売したORGANIQジェルを使ってパフォーマンスが上がったと思うか否かを5段階評価してもらったアンケート調査の結果です。サンプル数は少ないですが、過半数の人がポジティブな回答をしています。いったいどんな成分が効いているのか? 配合と期待される効果について紹介します。
1.カフェイン
カフェインを摂取すると持久系スポーツのパフォーマンスが向上するということは多くの研究成果で明らかになっています。
中枢神経を刺激し疲労感の回復、心肺機能向上、脂肪燃焼を促し、エネルギーを温存するのに役立ちます。
ORGANIXジェルのカフェインは人工的なもの(無水カフェインと表記される)ではなく、全て自然由来なものです。
2.プロポリス
プロポリスは多くの効果があると言われていますが、ランナーにとって特に重要なのは抗酸化作用、血行促進の2つです。
マラソンのように激しい運動をすると活性酸素が多く生じます。この活性酸素は細胞を酸化して体にダメージを与えます。つまり、ランナーはこの活性酸素から体を守る必要があるのですが、その効果がプロポリスにはあると言われています。(抗酸化作用)。
血行促進効果はなぜランナーに役立つのか? それは酸素や栄養素など、ランナーが走るために必要な物質は血液を通して運ばれるからです。プロポリスによって血行が促進されれば必要な物質を必要なところにより迅速に届けることができるようになり、パフォーマンスの向上に役立つと考えられます。
ORGANIXジェルでは効果を高めるためにこのプロポリスの品質には特にこだわっています。一般的なプロポリスは水分が6~7割含まれておりプロポリス自体は3~4割しかありません。今回使用したのはなんと’’100%原塊’’のプロポリスです。違いは体で体感してください。
3.カムカム
カムカムはビタミンC、ポリフェノール、クエン酸などの栄養素が豊富に含まれたスーパーフルーツです。
プロポリスと同様に強い抗酸化力を発揮し、ランニング中の体のダメージを防ぎます。
4.チアシード
チアシードも色々な栄養素が含まれていますが、特にランナーが注目したい効果としてはオメガ3脂肪酸が含まれていることによる、血液サラサラ効果でしょうか。プロポリスの項目でも説明しましたが、血流はランナーに重要なインフラです。また吸収速度は遅く、じっくりと染みわたるので、一瞬の元気でなく持久系スポーツ中の時間を意識し、カラゆっくりと栄養素を吸収して頂きます。
つぶつぶの食感が美味しくてそれだけでも元気になるという声も多々あります。
まとめると、ORGANIXジェルは疲労感を吹き飛ばし、活性酸素によるダメージの軽減、脂肪を燃やしてエネルギーを温存、血流改善による酸素運搬能UPを期待して設計しています。そして、飲みやすい味で軽量(20g)と大会時に必要な要素を全て兼ね備えています。
モニター試験の結果(お客様の声)
今回お届けするORGANIQジェルのモニター試験を先日実施しましたのでその結果を紹介します。
円グラフは「旧作と今回の新作を比較してどちらが良いか?」という質問への回答です。どちらともいえないを除くと旧作より新作の方が良いと回答した人が90%にものぼります。カフェイン増量による持久力向上への影響が感じやすかったからかと思われます。
モニターの方々の声(新作に対して)
Aさん
「往復7キロの登山道700メートル登り、三往復終わった時点で疲労感から四本目は無理かな?と。モニターのオルガニックが5袋分あるのを思い出して補給、身体に力が復活!四本目も行けました。」
Bさん
「走る前に普通のorganicを使用し、ピークを越えた後 2回目のピークに入る前に増量版を使用しました。カフェインが効いたのかバテてしまう登りも走ること出来ました。味も良く飲みやすかったです。」
Cさん
「まず味が良いですね。中に入ってるつぶつぶも、ちょっとではありますが噛んで食べるような感じが良いです。
スタート時はそれほど感じませんでしたが、走り始めて10分もたつとなんだか今日は調子良いかもという感じ。結構疲れが溜まってきているなと感じたその後2回の摂取では、頭がさえてきた、ちょっと脚も復活してきたかも、という感覚も感じることができました。」
丹羽薫選手(2017年 UTMB 4位入賞)からの推薦の声
UTMBでは80キロ地点のCourmayeur、110キロ地点のLa Fouly手前でオルガニックジェルを使用し、昨年眠気に襲われた辺りでも眠くならずに124キロ地点のシャンペ湖までたどり着けました。
Champex-Lacでサポートからオルガニックドリンクを貰って飲みました。
アンドラの時はコーラやコーヒーを沢山飲んで胃がやられたので、今回は飲まないようにして、オルガニックドリンクを151キロ地点のVallorcineでも飲みました。
眠気は昨年よりかなりましでしたが、最後の登りは疲労からか眠気がひどく、もう何を飲んでも効かない感じでした。それでも1度も止まって眠ることはなかったです。
何より胃に負担がかかって、ものが食べれなくなったりということがなかったのが良かったです。
オルガニックドリンクは味もさっぱりしていて、炭酸もきつくないし、レース中でもすごく飲みやすいです。
次回出場する予定のレユニオン島のレースはUTMBと距離や累積標高はほぼ同じなのですが、スタートが夜の10時で、トップ選手でも必ず2回夜を乗り越えなければならない点が大きく違います。
睡魔対策が重要かと思い、今回はオルガニックジェルのカフェイン増量版を眠くなりそうな時間帯から投入し、サポートが入れるエイドではオルガニックドリンクも飲んで、ダブルで対応しようと思っています。
カフェインで胃を荒らさずに、しかもスーパーフードで元気いっぱいになれる効果に期待してます!
大会でのジェルの利用方法
(1)スタート前
カフェインの有酸素運動への効果を最初から発揮するためにスタートの30~60分くらい前から1,2本飲みましょう。
(2)スタート後
大会中は疲れそうになる前(壁が来る予感がしたら)、疲れが気になった時がおススメです。
感覚的な表現ですが、「そろそろキツイ時間帯が来るかも・・・」と不安がよぎるとか身構えるという感覚が生じたら摂取しましょう。そして、実際にキツイ時間帯が来たら30~60分に1本くらいのペースで摂取しましょう。
競技時間の長いウルトラマラソンなどでは、壁が来る予感がするよりも前に計画的に飲んでダメージを軽減しておくというのもアリです。
例えば100kmの大会で、「そろそろ壁が来るか・・・?」という感覚を覚えるのが50kmくらいからという方の場合、15km毎くらいに予防として(壁が来るタイミングが遅くなるように)摂取するというのも良いでしょう。
「いかに苦痛に耐えるか」よりも「いかに楽な状態を維持するか」の方がウルトラマラソンでは大切だと考えられます。(200km級などの超ウルトラマラソンでは15km毎だとカフェインの過剰摂取リスクにもお気をつけください。個体差がありますが目安はレース中に体重1kgあたり5~7mgまでです。)
お買い求めは、下記「オルガニクス販売サイト」よりご購入ください。
※現在(2018/8/11より)、限定100セットを15%OFFセール中です。
最後に、開発者より
辻吉彦
ORGANIXジェルのクラウドファンディングをご覧いただきありがとうございます。TSUKURU株式会社の辻と申します。
ORGANIQが市民ランナーに普及するにつれて、私も多くのランナーの方と出会うようになりました。大会でみなさんの輝く姿を見ると、もっと貢献できる商品を作って使ってもらいたいという思いがますます強くなってきました。
人気のORGANIQジェルが更に進化した今回の製品を是非試してみてください。みなさんの晴れ舞台を飾るお手伝いができたらとても嬉しいです。