オルガニクスアンバサダーの中尾晴実です。マスターズ陸上をこよなく愛する51歳
W50カテゴリー、主にハードル、混成競技を専門としてます。
今シーズンは9月にスペインマラガにて世界マスターズ選手権が開催されます。
9月の世界マスターズにむけて残り約1カ月となりました。
現在は、最終段階の世界マスターズにむけてハードルのレース実践、あとは試合と試合の間には、色々なトレーニングしております。
先日7月14日は第37回山口県維新みらいふスタジアムにて中国マスターズ選手権がありました。
私にとって今回のこのレースは世界マスターズにむけてのひとつのターニングポイント。
この何カ月かの練習の方向性もみられるレースです。
目標は私の日本記録13秒37を更新するつもりで挑みました。
挑むためには、マスターズ陸上を始めてこの試合前の調整もとても重要な気がしてます。
記録を狙っているレースに関しては私はだいたい1週間前から調整をします。
今回の場合は1週間前にクラブチームの若手女子達としっかりレース形式で120m、100m、80m、250mを計測し体に刺激を入れ、そのあとは初動負荷マシンで疲労抜き。
翌日はパーソナルトレーニングにてとにかく神経系に効かせるようなウエイト。
上半身と下半身の連動ができなかった。そして背中が弱い。
ここを中心に今回は動きました。
そこから数日間は軽く動いて(動きづくり、軽くスタート練習)、前日は移動日なので完全休養で試合に挑みました。
結果
W50カテゴリー
80mハードル13秒05(+2.0)
以前の記録大幅更新しての日本記録樹立となりました。
ハードルを「越える」というより「走り抜ける」という今までにはない感覚がありました。
ハードルの間隔が狭くなるということは、まずがスピードが一番大切だと思います。
従って最近のスピード獲得する練習方法も間違ってなかったのかな?という結論に達しました。
そして練習内容のひとつに6月から世界マスターズにむけて東京プロポーションラボの永田トレーナーにコーチをしてもらってます。
このパーソナルトレーニングが今の私にはとても大切だと思ってます。
今まで我流でやってきた自分の動きがどんなに走りに結びつかなかったのか恥ずかしい限りです。正直現在の方が走りにダイレクトに結びついている感覚があります。
パーソナルトレーニングを受けてみた感じたことは
「動かしたことがない筋肉ってまだまだ沢山あること。」
「その動かしたことのない筋肉のスイッチは自分で押すことはとても難しいこと。」
筋肉の道先案内人がパーソナルトレーナーさんではないであろうかということです。
方向性、目的がみえてくると道も拓ける。
パズルのピースがまたひとつ埋まるような不思議な感覚を味わうことができました。
人生100歳としても折り返し地点の50歳になってもまだまだ自分の体と向き合うことはとても難しくもあり、まだ道半ばだと思えば楽しくもあります。
いくつになってもチャレンジできることが心から大切であり、このチャンスをもらえることは人生のギフトだと思ってます。
世界マスターズにむけてようやく第一歩を踏み出した次第です。
まだまだ世界で戦えるわけではありません。
スピードも足りないですし、技術もありません。
しかしながら夢の12秒台にむけて人間としてもマスターズアスリートとしても前に進んでいきたいと思います。
残り1カ月!!スペインのマラガでどんな自分が待っているのか。悔いのないように過ごしていきたいと思います。
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