オルガニックアンバサダーの中橋舞です。
暖かい気候になって、まさにランニングも寒くて辛いから暖かくて気持ちいい季節になってきました。
実は私の一番走るのに好きな季節は「春」なんです!
花粉症の人からすると走っていると鼻水が垂れて仕方がないと聞くので、花粉症じゃなくってよかったなー。なんて思ったりしますが、油断大敵なので気を付けます!
さて、今年の3月はとても暖かいより暑く、桜も散るのが早く、春が早く過ぎ去ってしまうように感じる暑さですが、まさに全国的にめちゃくちゃ暑かった3月4日に兵庫県の篠山マラソンに出場してきましたので、そのレポをお届けします。
まずは今回が((前編))です!
私にとって篠山マラソンは記録より記憶に残るマラソンになりました。
なぜなら、私の人生で大切にしている大好きな人たちとの再会があったからです。
篠山ABCマラソンはエントリーの時から違いました。実は新卒で入社し3年勤めた会社の元上司とエントリーをしていたのです。
私が前の会社を退社して5年という月日が経ちました。
当時の上司や先輩たち彼らがいなければ私はまともな社会人になっていなかったでしょう。それぐらい若気の至りというところでしょうか?すごーーく生意気でした。
新卒とは思えない動じない態度、上司にぶつかっていく私。みんな頭を抱えたって今でも言われます。
それでもそんな問題児をのびのびと自由にさせつつ元上司を筆頭にみんなで私を育ててくれました。本当に感謝という言葉以外の何ものでもありません。
元上司、彼の趣味はマラソンで、当時から元々陸上部だった私に”中橋さんなら長距離もできそうやし、一緒にいつかマラソンでよや!!”
話して1年、2年とどんどん年月が経ち、まさに念願。夢が叶ったマラソンでした。
走る前に撮った写真は、親子みたいな一枚になりました。なぜなら上司には私の年代と同じ娘さんがいるのです。だから私のことも娘のように可愛がってくださったのかもしれません。
また、私は会社でも兵庫県の支店にいて、勤めた3年のうち2年は篠山市を担当していました。そこで出会った篠山の仕事仲間たち、年齢はみんな私のお母さんやお母さんより少し下の年齢。
そんな彼女たちは頼りない私でさえ色んなことを相談してくれました。
そして元上司が私と一緒に走ることを話していたらしく、サプライズで応援に駆けつけてくれました。
ちょうど10キロ地点あたり。
“なかはしさん、ファイト”のボードと5年ぶりに再会できたことに喜びで涙が出ました。
“早くしないとタイムが遅くなるよ!”そう促されながらも
その場を去るのが惜しすぎてたまらなかったです。ゴールしてから着信があって
“中橋さん後ろや後ろ!”
ゴールすると上司や駆けつけてくれた3人が私のゴールを待っててくれて見つけて手を振ってくれました。
退社してからもこうやっていろんな人に愛をいただけて、私は幸せ者です
一期一会ということががありますが、人生出会いと別れを繰り返していきます。でも別れはあれど築き上げた関係は続いていくものなんだと実感しました。
そんな地元兵庫県担当をしていた地域篠山市の丹波焼メダルは私にとってかけがえのない思い出の詰まったメダルになりました。
((後編に続く))