こんにちは!
オルガニックアンバサダーの大沢です。
さて、着々と準備を進めていよいよ出発となった飯田線走破の旅ですが、
実はスタートラインに着くまでにハプニングがあり、初日を棒に振って
しまうことになりました。
当初の予定では、1日目は6時前に家を出て、中央自動車道を経由して
9時過ぎに飯田線の「駒ヶ根駅」まで移動し、そこから一度電車に
乗ってスタートとなる「辰野駅」に行くというものでした。
しかし、朝、高速を走っている時に出てきた規制情報に
「諏訪、雪のため通行止め」というお知らせが―。
なんと、たまたま大雪で予定区間を車で通れないことが判明。
車を一度置いていく予定だった駒ヶ根駅も内陸でわりと標高が高い地域で、
最新の雪情報が分からなかったので、もしかしたら雪が積もっているかもしれません。
急遽、静岡側から入るルートへ変更して、まずは第二東名へ向かうこととしました。
道中はあまり渋滞もなかったものの、愛知県新城市に着いたのはお昼近く。
そこから駒ヶ根駅に行くとしても一般道を100kmくらい走らなければなりません。
さらに電車に乗って移動する時間を考えると、スタートラインに着くころには
もう夕方になってしまいます。
ということで、1日目の予定を変更。
「長篠の戦」で有名なこの新城市を観光することに(笑)
歴史の授業は苦手で「長篠の戦」なんて何時代に誰と誰が
戦ったか覚えていないし、興味もなかったけれど…
良い機会だったとは思います。
まず訪れたのが「長篠城址史跡保存館」。
日本100名城の1つ「長篠城」の城跡にあり、長篠の攻防に関する
資料が展示されています。
保存館入り口には徳川家康の長女・亀姫のお屋敷の門が復元・展示
されています。
ちなみに、すぐ横に飯田線が走っており、本陣跡近くの土塁から
ちょうど良い具合に写真を撮ることができます。
次に向かったのが「設楽原歴史資料館」。
設楽原の戦いの場となった地域が一望でき、屋上からは再現された
馬防柵も臨むことができます。
火縄銃がたくさんあって迫力もあるのですが、素人の私からすると
「長篠の戦い」がどのようなものであったか、その土地で戦いが
どのように繰り広げられていたかということがとても分かりやすく、
実際に現地を眺めながら知ることができるというのがとても
魅力的な施設でした。
そして、屋上から見た馬防柵も見に行きました。
そうこうしているうちに、すっかり日も傾いてきて足も少し
疲れてきました。
(まだスタートラインにも立ってないのに…笑)
宿まで約100km。
車で2時間近くかかります。
まだ明るいけれど、翌日以降のことも考えて宿へ向かうことにしました。
宿に着いたのは日も落ちそうな18時頃。
天竜川を一望できるとても素敵な旅館で、夕食には鯉の煮つけをはじめとして、
とても丁寧なお料理をたくさんいただきました。
初日から予定外の出来事で走行距離0kmとなりました。
予定では翌日は飯田線ラン2日目。
朝7時か8時頃に宿を出て、1日目のゴールである駒ヶ根に向かい、
そこから走り出すというスケジュールでしたが、実際は予定外に
真っ暗な中で宿を出て、始発の電車に乗り込み辰野駅へ向かう
ことになりました。
次回はやっとのことでスタートです。