こんにちは、トライアスリートの桶谷です。
先日、JISS(ナショナルトレーニングセンター)で行われた強化記録会に出場してきました。
これは、JTU強化指定選手が出場する記録会で、この記録がワールドカップ以上のレースに出場するための選考基準となります。
出夢は長水路のプールで行われ、800メートルのタイムトライアルを行います。
ランニングは少し休憩を挟みトラックでの5,000メートルのタイムトライアルを行います。
この2つの記録の合計タイムで選手の能力を評価されます。
通常の記録会は短水路で行われ、スイムの距離も400メートルしか泳ぎません。
400メートルのタイムを2倍にし800メートルかんざんで、記録を評価するので、それと比べるとより厳しい条件ですが、レースに直結する能力を評価するために800メートルでのタイムトライアルを行っていると思います。
スイムのタイムは昨年記録会に出場した際に9分12秒と言うタイムを持っていたのでそれを上回る9分フラットを目標にしていました。
泳いでいる感覚は悪くなかったのですが実際のタイムは9分18秒と想定よりもかなり悪くペースメイクやスピードなど課題を残す結果となりました。
ランニングにおいては、昨年11月半ばにアキレス腱を痛め、約1ヵ月半ランニングのトレーニングを詰めず、今年に入ってからランニングのトレーニングを再開したので、不安が残る状態で出場しました。
一昨年、昨年とベストタイムを更新してきましたが、今年は十分なトレーニングが集めていなかったので、現場の状態を確認するための位置づけとしていました。タイムは16分3秒と一昨年更新したベストタイムとほぼ変わらないタイムでした。
タイム的には良くはありませんが、今の練習量考えると上出来のタイムでした。
これは故障中、ランニングのトレーニングが積めず、ウェイトやバイクトレーニング中心にトレーニングメニューを組み立てていたのですが、ランニングが不十分でもランニングに必要な持久力であったり、筋力というのを最低限は維持できていたのではと思います。
ただ、私の場合3種目の中でもランニングが一番心拍数があがります。
スイムやバイクでいくら追い込んだトレーニングをしていても、ランニングほどの心拍数には達しないので、実際に記録会で走ったときには一番苦しくなってくる3000m付近で我慢するということが非常に苦痛に感じました。
いわゆるクロストレーニングで適応できる部分と出来ない部分をはっきりと認識する機会となりました。
現在は痛めた足もかなりいい状態になり、トレーニングのボリュームも強度も上げています。
これによりフォームや、スピード感覚も安定してきました。
しかし完治というわけではなさそうなので焦らず取り組んでいきたいと思います。
次回は3月4日の愛知県で行われる認定記録会に出場し、しっかり強化指定の基準をクリアしてきたいと思います。
トライアスリート桶谷 祐輝
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