オルガニックアンバサダーの中尾晴実です。
今回は冬季練習のトレーニングについてレポートさせていただきます。
陸上のシーズンはだいたい4月から11月の上旬までとなります。
大会が終わってからだいたい1カ月間リフレッシュ期間。すなわち移行期間があります。
その時期に走ることを忘れ、「静」と「動」をバランス良くできると心も体もリフレッシュできます。
この冬の「静」の部分では、昨年倉本聰演出舞台「走る」に出演したので、その時の役者仲間の舞台を観に行くこと、舞台鑑賞がマイブームです。
舞台作品は今まで観たことはなかったのですが、これがまた映画と違って臨場感もあります。何しろ役者さん達の息遣いを感じながら作品を鑑賞できる醍醐味にハマってしまいました。
あの空気感、観客と会場での一体感。その日その日で空気感も変化するし会場の一体感も変わる。舞台とは生もの、まさに生きていると思います。
そして「動」の部分では、この冬はボルタリングに初挑戦。
ボルタリングとは人工壁をよじ登る競技です。
初級から上級ごとにルートを設定してあり、同じ色のホールドやテープに従って上りゴールのホールドを両手で掴むと「完登」となります。
陸上とは全く違う筋肉を使うのでとても冬にはいいトレーニングとなります。
やはり走るという動作は直線的なので同じ筋肉ばかり使ってしまうのも消耗が激しくなります。また違うスポーツから陸上のインスピレーションをもらうことも多々あります。
さすがにボルタリングの翌日の筋肉痛はパソコンのキーボードも打てないくらいでした。
かなりの体幹強化にもなります。継続していきたいスポーツのひとつとなりました。
そして12月から冬季練習が本格的にスタートになります。
冬季練習では先ほど言った普段使わない筋肉をフル稼働させてまんべんなく神経や、筋肉を作ることが目的のひとつでもあります。
その中での冬季練習のひとつの砂浜練習というトレーニングもあります。
冬の海でダッシュします。そう海は夏だけではないのです笑
今回は砂浜トレーニングについてマニアックではありますがご説明したいと思います。
まず砂浜の利点は
反発をもらわない砂なので、トラックで走ると違う筋肉を使い、跳ね返りはない砂での練習後は筋肉痛が腸腰筋、足裏などにきます。
不安定な砂浜で着地することにより、バランス感覚を養うことができ、手先、肘、肩甲骨、頭の位置などを瞬時にバランスをとって走るということができます。
いつもとは違う景色なのでマンネリ化しなく新鮮な気持ちで取り組めます。
陸上人にとっては海は泳ぐものではなく浜で走るものかも!?しれません。
一番こわいことは目的を理解せずにやり方だけを真似すること。
陸上でも走行距離だけを追い求めるのが一番こわいです。
常に「なんのために」と問いながら行うことがマスターズ世代の陸上では特に大切だと思ってます。
この寒くて長い冬の期間で春からのシーズンも決まるといっても過言ではありません。
心も身体も強くできるのが、この冬季練習かもしれませんね。
そしてエネルギーが枯渇しそうになった際には、心強い味方の天然由来成分のオルガニックと共にこの冬も乗り越えてパワーアップしていきたいと思います。