こんにちは、トライアスリートの桶谷です。
12月に入りどんどん気温も下がってきましたね。
日本海側では雪が降る所も増えてきました。
私は現在名古屋で活動していますが、出身は島根で、高校卒業までの18年間と、大学を卒業してから2年間、地元である島根で過ごしているのですが、山間部はもちろん平野部でも毎年雪が積もります。
もともと雨も降ることが多く、練習するのに天候に左右されることが多かったのですが、名古屋は比較的晴れている日が多く感じ、島根に比べると雨も少なくトレーニングをするにはとても助かっています。
ただ晴れが多いとはいえ、気温が低い日もあり、特にスピードが出るバイクトレーニングでは寒さ対策に気を使います。
冬用のジャージを着て、ネックウォーマー、手袋、バイクシューズは通気性が良く作られているので、シューズカバーをつけたりと出るのがおっくうになるくらい着こまなければいけません。
そのため、冬場のバイクトレーニングはインドアトレーナーを使用してトレーニングすることが多いです。
インドアトレーナーとは、後輪に負荷のかかるローラーを接触させて室内でもロードバイクでのトレーニングを可能にしたものです。ジムにおいてあるエアロバイクのロードバイク版と思って頂ければイメージしやすいかと思います。
インドアトレーナーのメリットは多くありますが、一つは天候に左右されない事。
室内で行うのでどれだけ天候が悪かろうがトレーニングをすることが出来ます。
夏場であれば雨の中走っても風邪をひくことはほとんどないと思いますが、この時期に雨に濡れながら走るのは体調面で非常にリスクがありますし、スリップによる怪我のリスクもあるので、出来るだけ避けた方がいい状況です。
天候に左右されないので、計画したトレーニングプログラムを変更することなく遂行しやすいというメリットもあります。
また、道路状況に左右されずにトレーニングできるというメリットもあります。
島根に住んでいたことは15~20分も乗れば、交通量もすくなく、信号も少ない道路に出れていたので、ロードでのトレーニングも行いやすかったですが、名古屋にいると、練習に集中できる場所まで移動するのに時間がかかります。都会に住んでいる方は同じような悩みを抱えている方もいますよね。
しかしローラーであればすぐにトレーニングに入ることが出来ますし、メニューの途中で信号によるストップが入ることもありません。
短い時間のインターバルであれば、それなりの直線距離が取れる場所を見つければトレーニングを行う事も出来ますが、15分や20分など、長めのインターバルを行う場合、なかなかその時間ノンストップで走れる道を探すのは難しいかと思います。
ローラーであればどんな時間のインターバルでも自由に設定でき、アップダウンがあるわけでもないので、狙ったトレーニングゾーンでインターバルを行いやすくなります。
年中条件を一定に保てるので、トレーニングの進歩具合もデータで確認しやすくなります。
こうしてみると、メリットばかりのように思えますが、非常に大きなデメリットも存在します。
これはデメリットに感じない人もいますが、私にとってはとても大きなデメリット…
とにかく退屈です。
ランニングのトレッドミルもそうですが、トレーニング中一切景色が変わらないので、乗っている間は肉体的にはもちろん精神的にかなりきつく感じます。
私の場合、ローラーでのトレーニングは大体1時間から1時間半の間で組みますが、なかにはローラーでひたすら3時間や4時間回す強者も…
トレーニングのお供にトライアスロンのレースや映画、海外ドラマを見たりしますが、このチョイスが難しく、頭を使わないといけない内容だとトレーニングに集中できず支障が出ますし、面白すぎても見入ってしまいそうになるため、ローラー用としては向きません(笑)
つまらなすぎても退屈になってしまうので、ちょうどいい具合の面白さの映画を見つけるのがローラーでのトレーニングを快適に過ごすカギとなっています(笑)
ローラーでのトレーニングが苦手な方は、明確なトレーニング目標の設定、メニューの作成、そしてちょうどいい映画の選定を行い、トレーニングしてみるといいかもしれませんよ!
トライアスリート桶谷 祐輝
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