皆さんこんにちは。ORGANIQアンバサダーの室谷です。
先月の10月14日(土)、トライアスロンの世界最高峰レースであるハワイアイアンマン世界選手権が終わりました。
私は50歳から5年連続で出場して参りましたが、残念ながら今年はこの舞台に立つことは出来ませんでした。
今年、心臓疾患で2度手術を受けた事で、予選に出場するまで回復出来なかったからです。
以前のレポート: http://www.organiq.jp/blog/?p=785
現在、再びこのステージに立てるよう精進を重ねているところです。
そこで今回はこのレースついて紹介してみたいと思います。
トライアスロンという競技を知らない方も読んで頂けたら幸いです。
トライアスロンは耐久スイム、サイクリング、ランニングイベントで成功を収めたアスリートが挑戦する方法として1978年にコンセプト化されました。
ホノルルを拠点とする海軍のジュディー・ジュディとジョン・コリンズは、ハワイで3つの最も耐久性の高いレースを組み合わせることを提案。
スイムは約2.4(3.9km)マイル、バイク(トライアスロンでは自転車をバイクという)は112マイル(180km)、マラソンは26.2マイル(42.2km)で、総合距離は226kmになります。
これだけの距離を1日で走破するというものでした。
1978年2月18日、15名がワイキキに来て、このレースに参加しました。
1981年には、ワイキキの静かな海岸からハワイのビッグアイランドKONAの不毛の溶岩畑に移り、それ以降不動の世界選手権となり、毎年10月の第二土曜日に開催されるようになりました。
トライアスロンが誕生して今年で39年目、まだまだ歴史の浅いスポーツでもあります。
現在では世界中で予選が行われ、年間約7万人のアスリートがたった2000人しか出場出来ない世界選手権の席(以下スロット)を手に入れるために競い合っています。
この世界選手権は男女共に5歳刻みで出場権が与えられます。
この予選で最低限でも表彰台に上がらないとスロットを獲得する事が出来ません。
(カテゴリー毎の完走者数からスロット配分される仕組み)
私のカテゴリーは55-59です。
このカテゴリーになると出場者数は若い年齢層に比べれば少なくなるので、世界中のどの予選に出場してもスロットは1位か2位までしか与えられません。
世界中から強豪選手が集まってくるのですから、難易度はおのずとの高くなり益々狭き門となる訳です。
世界中のトライアスリートが憧れる頂上決戦。それがハワイアイアンマンなのです。
来年は40回記念大会となるので、何としてでもKONAの地を踏みしめたいと思っています。
最後になりますが、このような公言はとても大事だと私は思っています。
公言する事で、自身に喝を入れ、引き下がる事が出来ないように仕向けるのです。
そうすればおのずと、自分のやるべき事が明確になり日々精進出来るからです。
夢は自分次第で引き寄せる事が出来ると信じています。
最後に私自身常に意識している事を言葉にして飾っています(沖縄県の有名な書道家が書いてくれたものです)
生涯スポーツとして位置付けたトライアスロン。
いつかハワイアイアンマン世界選手権で表彰台に上がる事が目標です。
夢
夢を実現するために目標を持つ
目標を達成する為に努力する。
努力を全うするために己に勝つ
己に勝てた時、夢は現実となる。