こんにちは！ORGANIQアンバサダーの大沢です！

最近届いたORGANIQジェルがブランドを刷新し名前も「ORGANIX」となり
再度クラウドファンディングが始まったようです。
さらなる進化に期待ですね（＾＾）

さて、一気に秋が深まりましたね。
なんだか雨の日ばかりですが、気温的にはとっても走りやすくなりました。
シーズンの始めは目標レースまでの時間があるため、ちょっと雨が降ると
「明日にしようかな」と、ついお休みしたくなっちゃいます。

それはそれでも良いですが、スポーツにおいて練習は嘘をつきません。
そんな時は、走り始めた頃のことや目的やきっかけを思い出してみましょう。
（雨にぼんやりと光る東京タワーなど、雨だからこそ楽しめるスポットを探すのもいいですね！）

ちなみに、わたしはこの時期になると、
「キンモクセイの香りがしてくると、みっちゃんを思い出すの」
という祖母の声がどこからか聞こえてくるような気がします。
（※今も元気に生きてます）

初孫であるわたしをとても可愛がってくれて、キンモクセイが散り始める
10月末が私の誕生日なので、一年ずつ成長していくのを楽しみに
していてくれたようです。

もっともっと歳を重ねたとき、そんなステキなコメントがふと出てくるような
女性になりたいものです。
ということで、本記事は「私」→「わたし」としてみました。
ちょっとエッセイストみたいな雰囲気になりました（笑）

閑話休題、みなさんの走り始めたきっかけは何でしょうか？
わたしは「就職」です。

わたしの場合、学生時代は囲碁部・パソコン部・マンガ研究会（笑）
運動とはかけ離れた生活をしていたもので、走り始めた頃は
「ランニング」はいわば修行のようなものです。

そんなわたしを就職先として迎え入れてくれたのは、
スポーツメーカーでもスポーツ用品店でもなく、
ごく普通の一般企業。

当時、ランニングにハマっていた職場の上司・同期から誘ってもらい、
「走れないけど飲み会は行きたい！」
というヨコシマな気持ちから即OKしたのを今でも覚えています。
（もちろん、この後あまりの距離の長さに大後悔するのですが…）

ランニングウェアなんて持ってないし、運動靴ですら1足も無し。
とりあえず走るためのモノを揃えるところからのスタートでした。

何度も使う予定もないからとりあえず安く揃えようと、
ランニング用品店の場所をググって渋谷のアートスポーツに行き、
「初心者用で一番安いランニングシューズをください！」と言って買った
ランニングシューズはたしかセールで5,000円くらいだったかと思います。

ジャージの長ズボンに、何かの折に買ったテニス用の襟付きTシャツ、
靴だけランニング用。
今考えれば、なんてちぐはぐな格好で走っていたんでしょう（笑）

コースはご多分に漏れず、ランナーの聖地「皇居」。
当時もブームだったとはいえ、今ほど混んでいなかったので
初心者の私でもそれほど邪魔にはならなかったと思います。

1周5kmにかかった時間は、なんと40分をはるかにオーバー。
（歩いていません！）

足の速い同期が2周走り終わる間に私は1周もできず、
あまりの遅さに同期が心配して迎えにきたというスピード（笑）

そんな私が走り続ける理由。
やっぱり「走った後のビールの美味しさを知ってしまった！」の
一言に尽きるかと思います！

ビール自体も美味しいのですが、走った仲間と飲むところに格別な
時間を感じます。

練習会以外でも、初めて「駅伝」にも誘ってもらいました。
あれから10年近く経つようです。

足が遅くても駅伝に誘ってくれたり、子どもの頃とは違った
スポーツの一面に触れ、人生の「楽しい」が増えたことは、
同時誘ってくださった方々のおかげです。

トレーニングやレースでの成果。
自分が記録を更新したときはもちろん嬉しいのですが、
仲間の好記録は喜びでもあり刺激でもあり…

そんな話を肴に楽しむ時間は、とても前向きで心に豊富な栄養を
注ぎ込んでくれます。

最初は辛かったランニング。
2011年、最初に走ったフルマラソンは足の裏が痛くて涙を流しながら
6時間近くかけて走りました。
そんな私も、仲間に励まされながら練習を続け、2015年には
3時間半を切ることができました。

2016年から足底や膝の痛みで休養。
周りの仲間がたくさん練習して好記録を出している様子を見て、嬉しい半面、
正直、ちょっぴり詳しい気持ちもありました。

そして今。
やっと故障から復帰して、きちんとしたトレーニングをこなす土台が戻りました。
また3時間半を切るために、故障と向き合いながらトレーニングを積み重ねて
いきたいと思います。