前回記事で必要なものの事前準備がだいたい整ったと思いますので、今回は実践編をテーマに私の経験も含めてより具体的な記事にしていきたいと思います、オルバサダーの諏訪です。
私は勤務する榛名荘病院は榛名湖の麓にあり自宅から片道約18kmで300mくらい登ります。
最後の2kmは榛名山ヒルクライム大会 in 高崎、通称ハルヒルのコースにもなっています。
病院前がコースになっていることもあり、職員が参加したりボランティアで盛り上げてくれています。
グンマーチャリダーの間ではまえばし赤城山ヒルクライム大会と並んで非常に人気の大会で、全国から猛者が集まっているようです。
記事を読み終えた後に読者の皆様がトラブルシューティングでき、痒い所に手が届いたといった内容になって入れば幸いです!
総論で書きました、私の考えるジテツのデメリットを一つ一つ見ていき、解決方法を一緒に考えていきましょう!
ちょっとした発想の転換で真逆になるものもありますね。。
【デメリット】
自転車本体や装備などの初期投資が必要
→車通勤でのガソリン代だけを考えてもすぐに元が取れてしまいます。私のように型落ちのモデルを購入したり、セールを狙うといいかもしれません。長く付き合っていく相棒となりますので、納得するものを選びましょう。装備に関しては前回記事を参考にしていただき、まず必要最小限のものを揃えて、必要なものから少しづつ買い足していくといいと思います。
駐輪場の確保
→職場にあれば最高ですが、なければなるべく人目に付く屋根のある場所を選びましょう。パイプなどがあるとチェーンで本体をくくりつけることができて盗難抑止効果があります。
頑張りすぎると仕事中に眠くなる
→健康やダイエットが主目的となると頑張りすぎてしまう方もいるかと思います。特に私も含めてマラソンのような過酷な運動が趣味の方はストイック(変態!?)な方が多い印象があります。頻度や距離やコースを調整したりして無理のない範囲で続けていきましょう。途中からバスや電車に乗ったり、片道だけジテツというのもアリです。
天候に左右されやすい
→仕方ない面もありますが、事前に天気予報をチェックして雨ならばジテツをやめて車通勤しましょう。どうしてもジテツにこだわる方はゴアテックスなどの雨具、泥除けなどをしっかり準備しましょう。白線の上や格子はマンホールは特に滑りやすいので要注意です。
汗対策(ウェアリングの工夫が必要)
→ジテツは汗をかきますし、夏でも汗冷えします。サイクルジャージやパンツ、インナー、アウターで調整しましょう。職場でシャワーができれば最高ですが、難しければ汗拭きシートを使うといいです。着替えもあると便利ですが、毎回運ぶのは荷物が多くなってしまいますので、職場にストックしておきましょう。帰りにも同じウェアを着る場合には軽く洗って、風通しの良い場所に干しておきましょう。ヘルメットを被っていると蒸れて、大量の汗が出ますので、インナーキャップなどを利用しましょう。私はBuff®(バフ)というバンダナを愛用しています。首に巻けばネッククーラーやウォーマー、手首に巻けば汗拭きにもなる優れものです。
日焼け対策
→顔や首、手足の露光部に日焼け止めは必須で、サングラスもあると便利です。眼を守ることで疲労の軽減にもつながります。
着替え問題(スーツが必須の方は特に大変)
→汗対策の項にも書きました。最近はブームということもありジテツ用のスーツもあります。汗で濡れた洗濯物は重くかさばりますので、車通勤の際にまとめて持ち帰るというのもアリです(異臭騒ぎにならないよう可能な限り早めに 汗)。
洗濯・乾燥問題
→汗対策の項も参照していただき、速乾性のウェアを選ぶとより良いでしょう。全般的にサイクルウェアは早く乾きます。
荷物に限りがある
→大容量のリュックを背負えば解決しますが、あまり重過ぎると当然疲れます。必要なものをリストアップして、容量に合わせて不要なものを削りましょう。前回記事も役立つと思います。サドルバックを追加することで多少の余裕が出ます。
お酒が飲めない
→ランナーの皆様には練習会やマラソン大会後の飲み会を楽しみに頑張っている方も多いと思います。ご褒美はモチベーション維持という点でも大切です。いくら自転車と言っても飲酒運転は絶対にダメ!!!ですので、『飲んだら乗らない』を合言葉にしましょう。アルコールが飲めない方や幹事の方はトレーニングのチャンスですね。
他にもジテツを続けていると色々な障害がありますが、“モノとココロの”事前準備をしっかりとすることによって想定外のコトを想定内に変えることができます。
私もまだまだジテツビギナーですので、たくさんの経験を積んでより良い情報を発信できるよう頑張っていきます!
viva JI・TE・TSU!!!!!