音楽活動便り

ご無沙汰しておりました!歌って走るシンガーソングランナーのluki(ルキ)です。 皆様、ご機嫌いかがでしょうか? 私は本業の音楽活動がありがたいことに忙しくなって、マラソン大会にはなかなか参加できずムズムズしております。 でもひとり河川敷を毎日のようにランニングしています。もちろんオルガニックを飲みながらですよ。小ぶりの給水ボトルに入れて走るのですが、しばらく炭酸がシュワシュワして溢れてしまうので、寝る前に用意して(ボトルの蓋を少しずらしておきます)朝にはガス抜けしたオルガニックを持って走りに行きます。 さて今日は皆様にご報告したいことが幾つかございます。 まず、私の最新アルバムがやっと完成しました! タイトルは『ACTRESS』とです。アクトレスといえば女優のことです。 歌を歌う人間が何故女優?と思われそうなので、少し説明させていただきます。 私が思うに、とかく日本女性というのは奥ゆかしく、世の為ひとの為に生き、自分のことをないがしろにしがちではないか?というのが疑問だったのです。 ◯◯さんの娘として生まれ、◯◯君の彼女になって、◯◯家の嫁と呼ばれ、◯◯ちゃんママと呼ばれ、◯◯さんのお婆さんとかに変化します。個人名より誰かの付属品として扱われることが多々あります。何かの役を演じ続ける訳です。 当然そうではない女性もいるし勤労する時期もそれぞれあるのでしょうが、出産や育児などの期間は社会的にはリスクとなり得てしまうのが悲しいところ。政府の提唱する「女性の輝く社会」というのも結局、要するに死ぬまで働いて子供も産んで介護もしろってことでしょ、なんて卑屈になってしまいそうです。 また主婦の方から「夫が嫌がるからマラソンレースに出られない」と言う意見を聞きました。男性側からは「家事を完璧にこなして俺の機嫌取ってから好きなことはやること」という暗黙の了解らしきものを出されると。 けれどここで女性蔑視の議論をしたいのではありません。 むしろ女性の皆様に言いたくなりました。誰かの為に生きる方が楽だと何処かで思ってない?正義や美徳とすり替えてしまってない?と。その鬱憤は何処へ行くの?次世代へ繋げるの? “全ての女は女優である。ならば人生のヒロインの座は決して譲るな” と言いたいのです。何かを演じざるを得ないのなら、せめて美しいヒロインになってくれと願います。ヒロインがヒロインとして輝くには、苦難や悲劇もドラマとして必至です。会社での鬱憤や家庭でのストレスも、ワタシというヒロインを彩る背景としようじゃないか。てめえの人生、てめえで決めなくてどうする?女だって主体的に生きようぜ。 このように考えたのが『ACTRESS』の出発点でした。 ですから女優として生きている普通の女性の姿を一曲ずつ描いてみました。 輝いているとき、悲しい時間、恋している気持ち、女の業を表すもの、別れを決断するときなど、それぞれの人生を重ねていただけたらいいなと祈るような気持ちで、丁寧に作りました。 3月28日のリリースに先立ちましてミュージックビデオも撮影しました。 寒い夜の撮影で、ホッカイロを幾つも装着しながら頑張りました。オルガニックジェルを持参してエネルギー補給しました。 そちらは「LA...
2018年2月27日0 DownloadsDownload